それは、全くノーマークだった…
奥様が、CMを見て気になったらしい映画。基本的に、ディズニー作品やジブリ作品は好きでは無いらしいが、リメンバー・ミー は何故か引っかかったらしい。ピクサー作品は、トイ・ストーリーもモンスターズ・インクもカーズも好きだったけど、子供向け過ぎて少し遠ざかっていた。
日曜日夕方、なんとなく帰りたくないらしい奥さんがリメンバー・ミーを見たいと言い出す。奥さんの社員割引で1100円で見られるという事で、上映開始10分前に映画館に来た。小さいシネコンなので、お客は少ない。
リメンバー・ミー 概要
「トイ・ストーリー3」でアカデミー賞を受賞したリー・アンクリッチ監督が、陽気でカラフルな「死者たちの世界」を舞台に描いたピクサー・アニメーションの長編作品。日本におけるお盆の風習にあたるメキシコの祝日「死者の日」を題材に、音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を、数々の謎と音楽を散りばめながら描いた。物語の鍵を握る劇中歌「リメンバー・ミー」の作詞・作曲を、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー ありのままで」を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが担当。第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞および主題歌賞を受賞した。天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが……。映画.comから引用
人生映画ランキング
———リメンバー・ミーを見るまで、ベスト6は以下の通りだった。
Best1 ルパン三世 カリオストロの城
- ダントツ好き。宮崎駿作品の最高傑作だと思っている。DVD/BR共に持っている。
Best2 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ガンダム世代なので。ファースト/Z/ZZと続く初期(?)シリーズの最終話としても好き
Best3 アルマゲドン
- 泣くなら、この作品。子供居ないけどブルース・ウィリスが、不器用なりに最後は娘の彼氏を助けるシーンなんて、男なら泣けるだろう。いや、泣け!泣かない男はおかしい!!
Best4 ヒックとドラゴン
Best5 インセプション
Best6 パトレイバー1/2
そして、「人生No1映画が変わった瞬間」が訪れた!
あえて、細かな感想は書かない。とにかく、見てくれ。 映画館が難しいならDVD/BRでも良いし、そのうちWOWOWや地上波でもやるだろう。
まず、ピクサー作品という事はあえて無視して良い。最近のディズニー作品は、アナ雪もそうだけど、ピクサー買収で得た知識や技術を多用しているので、CG映画ーという事はもうジャンルとして無意味だ。CGはよりアニメのような繊細さを取り込み、アニメはCGと取り込む事により演出効果を高めた。
とにかく、リメンバー・ミー はストーリーが秀逸である。各映画サイトの評価で、5点満点で4.xを得ているのは、単にファンが組織投票をしている結果では無い。
俺は、不覚にも映画館で6回は肩を震えながら泣いていた。暗くて良かったよ。
見終わって、そして、「人生No1映画が変わった瞬間」が訪れた事を感じた。奥さんに感謝しないと。誘われなかったら、「人生No1映画」に出会うチャンスを無にするところだった。