GCPのAlways Freeで、WordPressを立てたら何故か課金されたので、Conohaに移行した話

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Google Cloud Platform(GCP)のAlways Freeについて

Always Free の使用制限

Google Cloud Platform の無料枠として、Compute Engine は、一定の使用量までは無料で使用できます。Always Free の使用制限は、無料トライアル期間中と期間終了後も、常に存在します。使用制限を超えた場合や無料トライアル期間を過ぎた場合、価格表に沿って課金されます。

  • 1 つの f1-micro VM インスタンス(1 か月あたり、北バージニアを除く米国リージョン)。
  • 30 GB の標準永続ディスク ストレージ(1 か月あたり)。
  • 5 GB のスナップショット ストレージ(1 か月あたり)。
  • 1 GB の北米から他のリージョン宛て下りネットワーク(1 か月あたり、中国およびオーストラリアを除く)。

f1-micro インスタンスの場合、当月内の合計時間数と同等の使用量(1 つのインスタンスを 1 か月間中断せずに実行するのに十分な使用量)が無料で提供されます。たとえば、3 月の時間数が 744 時間(31 日 x 24 時間)であるとします。この場合、その月の無料使用量として 744 インスタンス時間を受け取ることができます。

すべての使用量は、すべてのリージョンにわたって集計されます。Always Free の使用制限は、変更される場合があります。資格要件とその他の制限については、FAQ をご覧ください。

バーストすると課金される!?

運用をはじめて7日ぐらい経ったので、お支払いページを見たら、こんなのがあった。

  • Compute Engine Micro instance with burstable CPU running in Virginia: 9280.85 分 : ¥147

なにー!バーストすると追加課金されるのかよ!!

たぶん、バーストをOFFにする設定もあるんだろうが、ただでさえ遅い Micro instance で何とか運用できるのは、バーストがあるからだと判断して、GCPのAlways Freeはダメじゃん と思った。

さくらのVPSか、Conohaか

ずーと、サーバを運用していた さくらのVPS ですが、さくらのVPSは初期費用が”あれ”なのと、データベースの外だしが出来ない(2契約必要?)なので、今回はConohaにしました。安定度なら、さくらのVPS良いんだけどね….

Conoha 1GB vs GCP f1-micro

簡単にbenchmarkしてみた。

GCP f1-micro

  • BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
  • CPU 0: Intel(R) Xeon(R) CPU @ 2.20GHz (4400.0 bogomips)

  • System Benchmarks Index Score 280.2

Conoha

  • BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
  • CPU 0: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2660 v3 @ 2.60GHz (5200.0 bogomips)
  • CPU 1: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2660 v3 @ 2.60GHz (5200.0 bogomips)

  • System Benchmarks Index Score 1901.0

いやいや、圧倒的じゃないかー > Conoha (有料なんだから当たり前か)

今回の構成は!?

Conoha 1GB (900円) + データベース (500円) の構成として、Conoha 1GBには、KUSANAGI (WordPress) をインストールしたよ。

もう、MariaDBの面倒とか、そういうの嫌なんだよねー KUSANAGIのbcacheが高性能すぎるので、1GBで全く問題無し!

で、Wordpress のテンプレートは、速いと噂の Godios にしました。確かに速いし、ヌルヌル動く。

Conoha いいよねー

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